1.《ネタバレ》 物凄く違和感があった!としか言いようがないルパン三世でしたかね。クドイくらいに人を殺しまくるルパン一味(しかも変な色の血が大量に流れる)、ルパンの手下?というくらい見せ場のない次元、アイデアの乏しい演出、他にも無駄にグロい描写が多かったので途中で嫌になった人も多いんじゃないかな。山や街並みなどの背景なんかはよく描かれてて作画のレベルは高いけど、キャラが出てくると出来の悪いゲームのムービーのようだったし、相変わらずSPらしい焦点の絞れない話でした。ほぼ不動だった声優が交代という目玉になる話題があって一発目がこんな出来じゃ、お先真っ暗だな。せっかく話題になっていたんだから、純粋にルパンファミリーが大暴れする話でいいのに。救いは初代と三世の八百比丘尼を通した絡みかな。 長い間の課題というか問題であった高齢の声優陣。今回ついに五右衛門、不二子、銭型を変更したというのは賛否両論でしょうけど、来るべきモノがついに来たかという感想ですね。五右衛門と不二子は割と良かったけど、ルパンの永遠の好敵手とっつあんの声に慣れるまで時間がかかりそうかな。凄い人だとは思うけど、何でもかんでも山寺頼みって風潮はいい加減止めてもらいたいトコですがどうなんでしょうかね。旧ルパンから一貫して(風魔一族を除く)次元役を演じている小林清志さんには、新メンバーで軌道に乗るまで目を光らせもうひと踏ん張りしてもらいたいモンですね。後任が全く浮かばないし。