1.《ネタバレ》 うーん。ワタシには、素人をダシに使って山師(製作陣)が電波少年やってる映画のように見える。もちろん、妹さん自らの希望で北朝鮮の姉に会いに行ってるのだと思うし、純粋に、北朝鮮での姉の友人である日本人妻のための行動だったのだと思うが、結果として、ヒドく日本人妻のことを傷つけてしまうような作品になっている。しかも、不必要に。作中でいってたじゃん。「うれしいのが半分。そうじゃないのが半分」。彼女たちが本当は求めてないようなことを、わざわざ日本の身内にアポなし(ホントか?)で相談しにいったり、ツイッターの「自己責任論者」まで見つけてきて、対立軸を作り出してあおって。他にもいろいろ考えさせられるような部分はありましたが(なぜ、北朝鮮の一市民は昔の心優しい日本人に見えるか、など)、なんかこの映画、オラは好きじゃないです。