1.キャサリン・ヘップバーンをヒロインに、ケイリー・グラント、ジェームズ・スチュワートが脇を固めるラブコメ風の映画。
スクリューボール・コメディーからマシンガントークを取っ払ったような感じで、テンポがかなりもっさりしており、ストーリーは素直につまらなかった。
取り立ててシナリオで笑わせるというわけではなく、ドタバタ喜劇というわけでもなく、どうにも中途半端な印象を受けたんだけど、後半からはもうどうでもよくなった。
見所としてはやはり三人の俳優さん。当時は洒落た映画という位置づけだったのかもしれないが、そういった意味での感覚や雰囲気を楽しむ映画なんだと思う。