1.「何これ」というのが、見終わった後の率直な感想。
ベトナム戦争が戦略として失敗だったとしても、こんな戦地派遣前の訓練がグダグダだったわけないでしょ。
出てくる2等兵は、みんな反抗期の中学生以下の理屈をこねまわすし、上官も厳しい指導はするけど、なぜか罰はありえないほど甘い。
ところで、どうして軍隊は命令系統に厳しいのか?
簡単に言えば、命令に従わなければ、自分だけじゃなく、近くの味方全員の命も危機にさらされるから。
そんな当たり前の理屈が、この映画では通用しない。
見ごたえのあるシーンも無いに等しいし、まるで反戦が第一の高校生が作ったよう。
こりゃトンデモ映画だ。