1.《ネタバレ》 石井監督の後の作品『シャニダールの花』にも通ずる内容。
超新星爆発とか磁場とか、科学的なものに結び付けようとはしているが、とにかく神秘的過ぎる内容にダウン気味。
監督の言いたかったことは、水に対する恩を忘れるな、ということだろう。
水を無駄にすると、こういう仕打ちに遭うぞ、という警鐘を鳴らしている。
これが、かなり神秘的なストーリーでもって語られているから、観ていてかなりしんどい。
90年代の作品だが、既に古臭い感じがしてしまう。
90年代といえば、そんなに昔じゃない気がするのだが、なんだか自分自身が古臭い時代を生きていたように思えて、なんとも言えない気分になった。
にしても、当時15歳だった小嶺麗奈の神秘的な美しさ、これは唯一の見物。
この頃にしかない少女の輝きを拝むことができた。