2.《ネタバレ》 カルトな人気がある上に、ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の権利上正式な続編らしい1作目。ということで、実は意外と重荷を背負ってるシリーズだったりするのですが、シリーズが進むにつれて面白みがどんどん落ちていく、というのは、この作品も例外ではないようです。
「何故今更な続編?」という突っ込みは勿論なんですが、とにかく話が小ぢんまりとしていて、悪い意味でのB級の安っぽさが目立ってきます。
勿論、これまでのシリーズもB級であり、規模的にはそれほど変わらないと思うのですが、1作目、というよりも(いい意味でも悪い意味でも)80年代特有のスピード感、パワフルさというものが微塵も感じられないんですね。
特に、こうした類の作品ではそう云ったものがとても重要になってくるので、どことなく割り切れないという感じを抱きました。
正に最終兵器と化したお父ちゃん、お母ちゃんでさえ、強いんだか弱いんだか判らないですし(見た目的には「君のパパとママ、とっても強そうだね」と言ってあげたいですが)、荒削りでもいいので
もう少し力強い作品に仕上げてくれれば、面白くなったのではないか、と思います。
まあ、次回はないでしょうけど…と言いたいところですが、なにやら5があるとのこと。どこまで続くんだ?
俺は見るけど。