1.リメイク版を知らないのでまっさらな気持ちで見られた。期待しすぎたのか、特にハラハラドキドキもしない。視点が弁護士に行ったり復讐鬼に行ったり落ち着かないし、復讐の方法も理屈っぽくてわかりやすいので怖さが薄い。弁護士一家も本当に娘を心配しているのか怪しい。弁護士本人は家族を守るためというよりはプライドばかり気にしているように見えるし、母親は母親で、娘を一人にさせないために車で送迎しているのに危機感ゼロのムダなファッションでのんきにお買い物。盛り上げようという意図はわかるけど、娘を一人にするシーンを無理やり作り出してる感じだった。終盤は、復讐鬼がスプラッター・ホラーのモンスター扱いされるわ、復讐の方法は下世話だわでもう台無し。「ケープ・フィアー」見れば少しは慰められるだろうか。娘のナンシーの中学生っぽい微妙な色気はかなり心動かされました。