1.《ネタバレ》 超能力バトルは好きなんですが、この作品はいまいちでした。
前半はまだ面白かったのですが、後半になるにつれてどんどんつまらなくなってきます。
能力者の内訳が、未来予知1人。タイムトラベル1人。テレキネシス1人。リーディング3人。ちょっとリーディングが多くないですか?なんでしょう、このバランスの悪さ。
また、前半はまだサスペンス風味で良かったのですが、後半はミリタリーなサバゲー風味アクション。直接的バトル展開にするには、バトル向きの能力者がテレキネシスだけってのはいかにもパワー不足。バトル向きでない能力者が多いのであれば、心理的駆け引きや能力を活かしたトリックなど、頭脳戦にしたほうが盛り上がる気がします。
実際、銃の前ではひたすら無力。最終決戦は無策も良いところの出たとこ勝負。ひたすら逃げ惑うなか、次々死んでいく仲間達。いよいよになってタイムトラベルでリセット。実際にはパラレルワールドになって別世界の七瀬達を救いに行くわけですから、明らかなバッドエンディング。
芦名星さん主演作なので、悪く言いたくなかったのですが、これはつまらないです。
役者さんたちの台詞も上手いとは言えないし、音楽もワンパターンです。