1.《ネタバレ》 話が暗い。キャストが暗い。話に楽しさが一個もない。
チャッキー初見の方なら なんだこんなもんか 別に大して面白くもないやって程度で済もうけど、こちとらチャッキーの誕生から三十年、チャッキー追いかけ続けて三十年、部屋に人形飾って三十年なんだ
チャッキー大好きオールドファンとして悲しく思うよ。なんだこのジメジメ感は。
そもそもチャッキーすなわちチャールズ・レイという悪の人物設定、その根源には人間に移り住みたいという思いからアンディやら黒人の子らをつけ狙い追い回していたはずですが、その思いと目的は一体どうしてしまったのやら 本作、人間になりたいという思いが全く無しに ただのタチの悪い殺人鬼となってしまってますやん これでは笑えないし受け付けない 二作目三作目の壁をピークにこれでは落ち目一方 なんだかチャッキー愛が薄れてきてしまった いっそ三十年来共にしてした人形 手放してみてもいい頃なのかもしれない チャッキー バイバイさようなら。
その本作、長きに渡りこのシリーズに携わってきたドン・マンシーニが監督されるとのことで安心と期待をしてたのですが、結果裏目となってる 原案者として脚本家としてのドンさん尊敬いたしますけど、監督としてのアイデアとか力量に関しましては力不足だったのじゃないかなと思う次第。そのへん残念でなりませんが、監督でいうなら、もっとポップでヤンキーでコケティッシュなチャッキーを描ける監督探し出してきて手を組んで 新規であれオールドファンであれ誰もがニヒヒと笑え喜ばせるような そんな展開にまで持ってきてほしかった。もしも次回があるのならば、是非ともそう願いたい。