1.全てCGでクリエイターしましたってだけの映画だった気がした。映像が綺麗?ふ~ん、まあ奥行きのあるアニメなんてそう無いだろうし、珍しい映像って言えばそうかもしれないけど。映像をどうこう言う前に、この手の作品って登場するキャラクターのイメージで評価が決まるもんじゃないかな。その点で言えば、この物語の主人公“林アリス”ってそれほど可愛いって思わなかった。おでこが広いし口が尖がってる。その点はリアルだし、つまり立体的なんだけど、そのことが全てに好転する訳じゃないってことを忘れている。☆☆☆ストーリーそのものが悪い訳ではないんだけど、どうも話の展開がギクシャクしているし、随所に登場する“超”を付けて話すロボットは、スターウォーズ・エピソード1のジャージャービンクス以来のうっとうしさを感じずにはいられない。ようは他のSF作品のアイデアを少しずつ拝借した感じの作品であり、CG映像が唯一珍しかったかなって。