1.なんとジェリー・ブラッカイマー製作(手広くお仕事されてますねぇ)のコメディ映画。オープニングからカー・アクションを展開する辺りにブラッカイマーらしさも残ってますが、基本はどーしょーもなくくだらなく寒々しいアメリカン・ファミリー向け映画となってます。オーストラリアを舞台とすることで多少の家族旅行気分を与え、CGカンガルーと寒い幼児ギャグで子供達を喜ばせ、多少のアクションとエステラ・ウォーレンのお色気でお父さんも満足、という構成。こんな映画が簡単にスマッシュ・ヒットを出す所に、アメリカの映画市場の裾の広さを感じずにはいられません。という訳で、3点献上。