ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメアのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア

[ヘルレイザーリターンオブナイトメア]
HELLRAISER: HELLSEEKER
2002年上映時間:89分
平均点:4.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスシリーズもの
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タイトル情報更新(2005-03-09)【シネマレビュー管理人】さん
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監督リック・ボタ
キャストディーン・ウィンタース(男優)トレバー・グーデン
アシュレイ・ローレンス(女優)カースティー・コットン
ダグ・ブラッドレイ(男優)ピンヘッド
レイチェル・ヘイワード(女優)アリソン医師
原作クライヴ・バーカー(キャラクター創造)
音楽スティーヴン・エドワーズ
製作総指揮ジョエル・ソワソン
特殊メイクゲイリー・J・タニクリフ(デザイナー)
特撮ジェイミソン・スコット・ゴエイ(視覚効果スーパーバイザー)
ヴィンス・ディ・メッリオ(CG)
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1.《ネタバレ》 元々このシリーズの欠点でもあるんだけど、基本的なアイデアを生かしきれていないと言うか、「4人の使者」の目的や行動が中途半端で意味不明すぎるよな~。結局、何がやりたいのかさっぱり分からない。演出の問題でもあると思うけど、「目的不明の恐怖」を感じないのよね。回を重ねる毎に「超常の存在」としての凄味も薄れていく一方w。

見せ場である「登場シーン」にも演出面での迫力や工夫が無い。例えば針灸医院(?)のシーンでは、無数の針が人体模型に突き刺さり、その模型が実体化してピンヘッドに転生するとかさあ。もっとカッコ怖い見せ方はあるでしょうに。出現シーンはこの作品の「売り」のはず。こういう所にセンスって出るよね。

また今作に限って言えば、作品全体の雰囲気やストーリー展開がほとんど「ジェイコブス・ラダー」のパクリ。そのくせ「生と死」「現実と幻覚」と言った「境界世界」の表現が中途半端なので、自己存在を揺らがされるような恐怖感も感じない。そういう脚本構成なので、ますます「4人の使者」の存在理由が分からなくなっているw。特にピンヘッド以外は、まるっきり出番が無い。

まあ、いつも思う事だけど、やはりこういうのを見ると、この作品からアイデアを拝借したものの、オリジナルがいつまでもこんな幼稚なB級ホラーに止まっている間に、独自の世界観やキャラ(「ゴッド・ハンド」)を確立してしまった、漫画「ベルセルク」の演出センスの高さを再認識する。例えば、精神世界の存在は、現実世界に出現するのに必要な肉体として「受肉」しなければならないとか、「生贄」の必要性とか、出現シーンにも色々とインパクトのある演出や工夫が見られる。

やはり、映画に限らず、こと演出センスやアイデアの改良・発展に関して言えば、もはや日本の漫画が圧倒的に先を行っていると感じるのみ。
FSSさん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-02-13 16:57:07)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 4.67点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
4233.33%
5233.33%
600.00%
7116.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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