1.邦画のアクションって意味では良く出来ているアクションシーンだとは思う。ただジェットリーやトニージャーなどの本場のアクションと比較すると、あそこまで華麗ではない上に、シーンごとのアクションのコンセプトがあやふやで、どのシーンも似たような印象しか残らない。アクションの流れもとにかく攻撃して倒す、という一変調子。にも関わらずアクションシーンが多すぎる。現実とは違う世界感なんだし、キャラクターの過去や、棺おけの説明などもっと比重を大きくしないと主人公に対する感情移入が出来ない。坂口拓の1秒間に3発のパンチを打てるって自慢話をそのままシーン中でやっているだけのオナニーアクションに見えた。ただ彼のナルシストっぷりとか結構好きなので、今後も頑張ってほしいと思う。