1.派手さとかない地味な物だけど、そもそも原作が数十ページの短編漫画の一つだから、それをアニメ化してもこんな物だろうって感じ。このアニメの製作会社として初の3Dアニメーションだったらしく、昔の手描きアニメの雰囲気をそのまま3Dにしようと頑張っていたが、ベクシルしかり、3Dセルシェーダーは、どこまでいっても手描きのセルにはならない。個人的に思うのは3Dを2Dに近づけるんじゃなくて、3D独自の良さを追求していって欲しい。ハリウッドのリアル路線じゃなくて、日本が培ったアニメーション文化を淘汰した、独自の3Dビジュアルを模索した方が、良い物が出来るんじゃないか?と思う。例えばゲーム「メタルギアソリッド3」とかは、3Dキャラクターなのに人間味を強く感じる。色んなアニメーション会社が3Dアニメに挑戦して、次世代のジャパニーズアニメーションを作り上げてくれる事に期待しております。