1.《ネタバレ》 いや~、なかなかリアルなう○こでしたね~(笑)。よくよく考えれば、ああいったう○こ料理みたいなアイデアは子供が考えそうなものですよね。それをまさか本気で映像化しちゃう人が、微笑みの国タイにいただなんて(笑)。最初のハエ叩きのシーンから、すでにシュールな笑い感を感じてはいたものの、レベル5のシーンでそれが頂点に達しゲラゲラと笑ってしまいました。「あんた、一気にかき込み過ぎや~ん!」て。その後も、被害にあった住民達がああだこうだと言いあってる様や、病院で死体運びしてる人の驚いたときのリアクションなど、完全にコメディだと思いながら鑑賞していました。ところが、話が進むにつれてどんどんと暗くなっていき、頭がスパンと切れちゃうシーンとか、どうしてそこまでグロくしないといけないの?と唖然。ワンちゃんを日本刀で~のシーンもそうだし、ラストも救いようのない始末。これはなんなんでしょう。コメディならコメディで徹底してほしかったのに、終盤の胸糞悪さ、全体の中途半端感には辟易してしまった。どこかのガキンチョが「人生ゲーム」とやらをプレイして楽しんでいるというオチも、なんだか即視感あって独創性に欠ける。とんでもなく幼稚な映画ですが、タイ映画もなかなか侮れない(いろんな意味で)んだなぁと実感しました。