1.《ネタバレ》 この映画けっこう良いですよ。あほ映画なんで面白いです。
殺しはスポーツです!というティーンのバカデミックな感覚で最低な映画になってます。
なんたってこの映画の良いところは登場人物のアホ過ぎて面白いキャラクター性です。
薄汚くウエスタンハットを被った田舎者っぽい男がまず頭が悪すぎて面白いです。
彼が「悪魔のいけにえ」から生まれたことは確かでしょう!
彼の持っている「おっぱいプレイヤー」が非常に気になります。
そして司会者の豚。渋い声の雰囲気作りで会場を盛り上げるのはなかなかいいですよ。
でも雰囲気は出てるのに言ってることはアホです。
それからSM系のラバー仮面を被り日本刀を構えるスーツの男がまた存在感がバカさ一直線です。
このバカデミックなスタイルはさすがアメリカのアングラ同人ホラー映画でしか出せません。
この映画のいいところは最初からグロシーンが続く感じです。
他のB級ホラー映画だと、なかなかグロシーンまでたどり着くまで下手なドラマを見せられたりします。映画の後半まで退屈だったりします。
この映画は最初の方から飛ばしています。
またアンダーグラウンドな雰囲気もいいですね。
閉鎖的で太陽の光があまり当たらず非常にインドアです。
地下コロシアム形式なのも良いです。
意味不明過ぎて、アホが地下で混沌としている感じです。
木造風な地下迷路の場面はなかなかエロいです。
様々な仕掛けがありますが、こういう迷路のアトラクション空間は子供が見ても喜びそうです。
そして美女が殺人鬼に改造されてゆくという童貞向きなエロスもあります。
ゲームの観客もアホです。
童貞の顔デカ(たぶんデカちん)とイケメン風(?)ビジネスマンとの絡みもB級映画ならではの面白さです。
拷問はマニアックな感じです。スプラッタファンの方には美女が胴体真っ二つになってる場面が少しだけお勧めです。期待はしないでください・・・
いろいろと褒めてみましたが、やっぱZ級映画です。でも気に入ってます。
この映画を作った人も美女を二人も起用しておきながら、映画の中では女性をさんざん愚弄している言葉があるのでたぶん女性にモテない人なんだと思います。
久々にZ級ホラー映画を見て驚きました。
去年まで糞だと思ってみていたZ級ホラー映画。そういった映画への思いが愛に変わったのですから。
DVD300円で買ったんだから4点位つけさせて下さい。