3.《ネタバレ》 こりゃダメです。せっかくの良作ホラーの続編なのに、全然よくない。
ストーリー展開もキャラクター設定もわざとらしく、意味不明。
田舎町で権力を振り回し、理由もなくサラに敵意を抱いて、展望もなく勝手に入院中の容疑者や仲間を引き連れ、洞くつ冒険の旅に出発する保安官。
不自然なほど子どもの話をアッピールする、部下の黒人女性警察官。
前作と違い、キャラクター設定や人間関係の描写が浅いったらないです。
しかも、洞くつが全然地底の洞くつに見えない。
前作で伝わってきた、観ている方も窒息しそうな地底の閉塞感や、二度と日の光を見られないのではという恐怖がまったくない。
来た道を普通に戻ったらすぐに地上に戻れるような雰囲気で、地下2メートル程度のところをウロウロしているだけみたい。
最後には意味なく女性警察官を殴って穴に戻しちゃうしね。でもあの程度の高さなら、しばらくしたら無事に這い出してこられそうです。
単なるモンスターパニック映画になっちゃって、残念。
やはり続編は、同じ監督が撮るべきでしょう。制作総指揮、ってちゃんと仕事したの?って疑問。脚本書き直して、撮り直してほしかったです。