3.《ネタバレ》 科学的に全く説明不可能なものは、SF(サイエンスフィクション)ではありません
SFのような仕立ての、妄想劇です。
「妄想・夢」の中の、ドラマとして観ればよいのでしょうが・・ SFを装って集客している感があり不満。
その設定から入るならば、突然もう一つの地球が現れただけで人類大パニックだし、鏡があるだけで
反射が見えるだけなら、交信できないはずなのにやっちゃってるし・・
ホントにあんな近くにあるなら重力場がとんでもないことになって速攻滅亡へ。
そういうの全く棚上げして、平然とヒューマンなドラマに徹してますが、なら普通に贖罪の物語の方が清々しい。
エグザイルのコンサートに大観衆集まったら、エグザイルの曲を交響楽団で演奏されてしまったみたい。
最近、脚本家は真新しい物を創造しないと食えなくなったのだろう。トンでもストーリーにしてしまい、
結果支離滅裂なヘンテコ作品が次から次から・・ しまいにはその類のモノが脚本賞とか獲る時代に・・
物語も、未成年が酒酔い運転して他人の妻と子を殺しておいて、遺族の亭主に謝罪に行くかと思ったら
正体隠してつきまといベッドインて・・ ないないないない
女の名前で獲った稀少な渡航権利が、簡単に他人に譲渡できてるとこも説明が無い。都合良過ぎない?
で、ハッピーエンドかと思ったら・・
見せられたのは、向こう側でも同じ悲劇があったから無駄だったんだよという結末?
まあ、それらこれらによって、新しい切り口の映画になってるとも言える。 自分は好きじゃない。
エンドロールの瞬間に、早く他の映画見たくなった。