4.《ネタバレ》 想像を遥かに超える暗さと救いの無い展開です。核戦争なら当然とはいえ、ところどころに垣間見えるディティールの甘さが気になります。あんなドア一枚で放射能は防げるのか?椅子にくくり付けられたあのオッサン、トイレはどうしてるの?とか、トイレからの脱出は山上たつひこの「光る風」を思わせるが、これもリアルさなし。まぁリアルにやられたら吐くけどね。壮絶なサバイバルにだけ4点あげます。極限状態の人間の表情はなかなか良く表現されていたと思います。役者さんは良くがんばった。にしても、あの白い防護服の男たちの正体を明かさないまま終わるのはどうにも納得いきません。映画としては落第でしょう。