2.《ネタバレ》 ベルサイユ宮殿で撮影されたということで本物の宮殿内を見られたっていうのはいいんですけど、ダイアン・クルーガーでは知的過ぎて「パンが無ければお菓子を食べればいいのに」と表現したアントワネットという人、ポリニャック伯婦人に手玉に取られたアントワネットのイメージとは合わないんですよね。
孤児だったシドニーがどうやってフランス王妃の朗読係になったのかもよくわからない、やたらレア・セドゥのアップが多かったんですが何回見ても飽きなくて彼女の可愛らしい顔を堪能できる映画です。
同じ宮殿内だというのに使用人たちの部屋の粗末な事、当時のベルサイユ宮殿はとても不衛生だったていうのもよくわかりました。
大嫌いなポリニャック伯婦人の身代わりになって逃亡を助けることを崇拝していたアントワネットにほぼ強制され、婦人に変装して馬車からにこやかに手を振るシドニーってなに?見つかってほしかったとしか思えないんだけど。
革命が始まって混乱してるのはわかるんですが、なんだかどこに焦点をあてているのかよくわからなかったです。
ルイ16世は品がよかったです。