1.おそらく真面目に作られた映画なんだと思う。生と死を見つめる物語であるし、反戦とかの重たいメッセージも盛りこまれているし。
ただ、どうにもこうにも不思議な映画で・・・ぶっちゃけて言うと笑っちゃいました。だって皆早口なんだもん。なんで他の人が喋り終わるか終わらないかのタイミングで皆食い気味に被せてくるのか。しかも、3時間近い上映時間にもかかわらず、のっけからハイスピードでマシンガントークが繰り広げられるのである。かなり疲れました。逆に言うとかなり過密な内容であるとも言えるが、ちょっと説教臭かったり誰に対して語りかけているのかわからない構図や、突然ハーモニカを吹き出したり、常盤貴子が女学生役をやってしまったりと、ちょっとどこまでがネタなのか整理がつかない状態で、終わってみれば何を見せられたんだと疑問を呈さずにはいられない状態に陥ってしまっていた。とにかく、今酷く混乱している状態です。