4.《ネタバレ》 雰囲気のある映像は良です。薄幸そうなマヤ(ウィノナ・ライダー)もいい。しかし全体的に低調なのは、恐怖演出がその場その場でぷっつり切れているせいですね。だから徐々にクライマックスに至らず、全体が平坦になってしまっている。例えばヘンリーが襲ってくる場面、ピーター(ベン・チャップリン)の恋人が銃を向けてくる場面、それなりに盛り上がるんですけど、すぐに次の場面に行ってしまう。どこで一番怖がらせたいかが全然見えないんです。これは構成に問題がありますね。観客が感情移入するべきは、第一にピーターでありマヤではないでしょう。しかし物語はマヤから始まってしまい、カメラが必要に応じて二人の間を飛び交っている。そうじゃなくて、ピーターに固定した方がいいですよね。隣人が死んだりするなど、誕生日に向けて不吉なことばかり起こる。接近してくる謎の女。彼女は敵か味方かわからない……。こういう描き方だと、観客はピーターにすんなり同化できるはずだし、ウィノナ・ライダーの神秘的な雰囲気も生かせます。まあ『オーメン』と『ローズマリーの赤ちゃん』が混ざったような話には、もうひとふた工夫は必要でしょうが、少なくとも本作よりはわかりやすい、すっきりとしたサスペンスに仕上がると思いますよ。 【円盤人】さん 4点(2004-12-20 00:08:43) |
3.上映時間98分なのに2時間半くらいに感じたのは俺だけでしょうか?最初から最後まで盛り上がらないしラストも中途半端。もう少し掘り下げればきっと面白くなったはず。それにしても欧米の方のオカルト映画は反キリスト物が多いな。キリスト圏の人なら怖いのかもしれないけど我々はどちらかと言えば無宗教派なので彼らのような恐怖は感じがたいだろうな。でも仮に俺たちがキリスト教だったとしてもやってる事はほぼオーメンの焼き直しみたいなものだから、そんなに怖くも無いだろう。 |
2.分かりずらーい!悪魔払いは良いとして、場面が急激に変わり過ぎじゃない?展開が早くて駄目だった。私の頭はついてかなーい(T-T) 【にゃん♪】さん 4点(2002-09-08 00:15:05) |
1.98分?そんなに短い映画だったんだ? かなり長い映画に思えたのは演出の所為でしょうか? やってることは「エクソシスト」だし、男の運命は「エンド・オブ・デイズ」だし、“666”って数字に拘るところは、お前はオーメンか!って思わず叫んでしまった。☆一昔前は、ウィノナが出ているだけで満足でした。でも万引き現場を観てしまった今は・・・・・?もう神も救えません。 【イマジン】さん 4点(2002-08-22 20:57:02) |