1.《ネタバレ》 つまらなくはなかったけど、残念なところがチラホラ。
まず、モニカとカマラの魅力が今ひとつ。ちなみにミズ・マーベルなどのドラマは未見です。ヴィラン役は良かったけど、弱かったね。敵もチームを組めば良かったかなぁ。三人が入れ替わりながらのアクションは楽しかったので、最後まで貫いて欲しかった。だんだん連携が上手くなるというのは、一つのカタルシスになったと思う。
次に、設定が詰め切れてない印象。モニカの能力とか(つーか使いこなせるようになるの早くね?)、バングルの秘密とか、そもそものキャロルの力の由来とか、敵AIの正体とか、いろいろ説明不足で想像するヒントすら無し。続編を観る動機の一つとして、前作で分からなかった謎が解明されることの期待があるのに、何一つ明かされず肩透かしを喰らった感じ。
あと、フューリーはこんな人だったっけ?って感じだったけど、本人が楽しんでいたようなので、これは良しとする。ミュージカルの星は面白かったけど、結婚とか王様の存在とか、だいぶ雑に片付けられてしまったね。
総じて、テンポ良くしようとする余り、いろいろ端折り過ぎちゃった感が否めず。何故この映画を作ったのかな?と考えてしまう。ヤング・アベンジャーズの布石なのかな?