2.原作と若干違うのは仕方ないとしても・・・これはねえ。このテンポの悪さは何?原作読みながら観ようかと思ったくらい、ダラダラしている。そして何より、一番の問題は、原作独特の「ほのぼのとした悲惨さ」を実写化したら、ひとこと「悲惨」としか言えなくなってしまった。ひたすらしみったれた街。みんなひたすら貧乏。夢なんか何もない。この映画からは、それしか読みとれない。原作の雰囲気のままのキャラ出しに成功していたのは、鉄じいだけかな。こういちくんのキャラ付けは納得いかん。それでも、頑張っていた子役達と、鉄じいの「ワシ、貧乏なんです。」に4点。