1.《ネタバレ》 あたたたた~やってくれましたねぇ・・
東映系の昔の怪獣モノが苦手な私にとってこの作品はどう評価していいものやら・・
金星人対象!
うそっ!?これ象も特撮なんだぁ・・
この場面は評価しなきゃあならないでしょう!
だれがこんなの考え付く?再現する??
まるでプロレスのような戦いにおかしすぎて大うけ!
うまいうまいよ、このシーンは。
デビルマン(は苦手なんだけれど)のOPでマンモス対デビルマンや、
とにかく永井豪の漫画には(特にデビルマン)レイ・ハリーハウゼンの特撮キャラが勢ぞろい。
永井豪はいいかげんあやまりましょう!
余談ですがサム・ライミ!まだハリーハウゼンが健在(SF殿堂受賞おめでとう)のうちに、
永井豪と一緒に手土産でも持ってハリーハウゼンにあやまるべきだ!
・・みんな好きなんですよね、このカクカクした動きがもう愛らしくてくせになる。
ただし今回の金星人は私には合わなかったなぁ・・(これをいかすと思う人って・・)
動きはこの特撮職人のキャラの一角獣に似ていますね。
象と絡ませることに新鮮味と違和感がありものすごくツボにはまる。
一体だけだと異性人を地球人が勝手に孵化させて大きくなったから殺したみたいな、
そのわりにあっさりとエンディングを迎えてしまうのは寂しい。
この時代にしては迫力ある映像なのに白黒というのは見づらい。
57年だともうすでにカラーがあったはずなのに惜しい。
本物かどうかはわかりませんがイタリアでの追撃はリアル。
コロシアムを登る一角獣(笑)金星人は結構見もので、
まだ未見のキングコング(リメイク上映間近なので予習しようかな)に興味。
まああとは冒頭の海にまっ縦に落ちたロケットが面白い。
そこから金星人の卵のカプセルが見つかるんだけれど。
その星の説明を生き残った主人公に詳しくしてほしかった・・
ビーナス(金星)に密かに到着しててしかも卵まで持ち帰るなんて、
昔のSFは飛びすぎて説明のしようがなかったのでした。
だいたい説明は決まっていて、
「わからないことばかりだ」とか「神の仕業だ」とか突っ込ませない方法で清い(とも言う)