1.日本文学を学ぶスイス人留学生と盲目の日本女性とのラブストーリー。
京都を舞台にした昭和の文芸作品の薫りはするのだが、ストーリーが少し退屈。
鈴木保奈美のヌード以外は印象にあまり残らず。
一番の難点は、主人公のナレーションや朗読が多く、これが外国なまりでとても聞きづらい。
おまけに、平易な会話文ではなく文学的な硬いセリフが多いので、不自然で余計に違和感が募り、それが気になって仕方ない。
小説なら何の問題もないのできっと読むと面白いのだろうけど、この台本の映画で外国人を起用するならもっと日本語の流暢な役者にしないと。