2.《ネタバレ》 正直かなりガッカリした。
1の恐怖を返してほしい。
多くの映画でもあることですが、1作目は方向性の軸がしっかりしてるのに
2作目はアドベンチャー要素やファンタジー性が増して本来の面白さがブレることがある。
この映画はまさにそれだった。
本来描くべきことから逃避した結果だと思う。
前作のファンなら変化球よりも直球を求めるんじゃないかと思う。
少なくとも僕は前作のような直球の恐怖と絶望感を求めていた。
前作も最後は気に入らなかったがこの続編ではその気に入らない点が
多く引き継がれているみたいだった。
それから「迷路には法則がある」って、"ソウ"や"キューブ"じゃないんだからと思う。
「法則性」は「恐怖」とは真逆だ。
同ジャンルに蔓延気味なソリッドシチュエーションの悪影響が出てしまったみたいだ。
やっぱりアジア系の人が真っ先に死んだ。分かり易すぎ。
ガッカリの内容だったのでしょうもないツッコミでもしてみる。
真実だったら映像処理なんて加える必要ねーだろ。
方向性に困ったらすぐに陰謀論に結びつけないでください。
エレベーターは思い切ったことしたけど、思ったよりも成功してたと思う。
小児病棟とかめちゃ不気味だったし、追いかけてくる少女はかなりクリーピーだった。
貞子みたいなやつも出現シーンはかなりキテたけど、あの首の傾げ方はないわ。
退屈な場面が多かったけど、それでもお化け屋敷の展開はちょっとエキサイトしたので+1点。