パワーレンジャー(2017)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パワーレンジャー(2017)

[パワーレンジャー]
Power Rangers
(Saban's Power Rangers)
2017年カナダ上映時間:124分
平均点:4.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-07-15)
アクションSFシリーズもの青春もの特撮ものリメイクTVの映画化3D映画
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監督ディーン・イズラライト
キャストナオミ・スコット(女優)キンバリー・ハート ピンクレンジャー
エリザベス・バンクス(女優)リタ・レパルサ
ブライアン・クランストン(男優)ゾードン
ビル・ヘイダーアルファ5
勝地涼ジェイソン・スコット レッド・レンジャー(日本語吹き替え版)
広瀬アリスキンバリー・ハート ピンク・レンジャー(日本語吹き替え版)
杉田智和ビリー・クランストン ブルー・レンジャー(日本語吹き替え版)
水樹奈々トリニー イエロー・レンジャー(日本語吹き替え版)
鈴木達央ザック ブラック・レンジャー(日本語吹き替え版)
沢城みゆきリタ・レパルサ(日本語吹き替え版)
古田新太ゾードン(日本語吹き替え版)
山里亮太アルファ5(日本語吹き替え版)
落合福嗣補習クラスの先生(日本語吹き替え版)
原作ハイム・サバン「パワーレンジャー」
東映「スーパー戦隊シリーズ」
脚本ジョン・ゲイティンズ
撮影マシュー・J・ロイド
製作ハイム・サバン
東映
製作総指揮鈴木武幸
プロデューサー鈴木武幸(日本語吹き替え版)
配給東映
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3.《ネタバレ》 今回はパワーレンジャー誕生までのプロローグであるため、どうしてもその誕生までがキモになってくる。思春期の情緒不安定さと、大きなものを守らなければいけないという使命の狭間で揺れ動く、少年少女たち。これって我が国日本の、アニメや特撮モノのお得意な題材。なんで戦うのか?なんで僕や私なのか?逃げ出したい!逃げ出したい!逃げ出したい!でもやっぱり戦わなきゃいけない。そんな心情をこの作品の中で見ることが出来たら良かったのですが、どうも今一つ、いや二つ三つありすぎて、先にも言ったキモが、タンパクこの上なくなってしまった。各登場人物たちの人物背景も、取ってつけた感が強すぎだし、レンジャーになること、戦うことへの関連性がまったくない。めっちゃ大事なはずのなんちゃらクリスタルも、ただ掘っただけで、それもさして深くもなく何の防御もされていないってなに!?敵側のリタに関しては、定置網程度に簡単に引っかかっちゃうって、開いた口が塞がりません。まるでつい最近海に沈んだみたいじゃん。何千年も大昔なのにね。なかなか変身できないのもいい。自分以上に相手を思いやり信頼し合ってこそ変身できるのもいい。それはいい。ただ訓練にしても何のひねりもない格闘術だし、各レンジャー特有の戦闘スタイルもないし、一番の見せ場であるはずの合体シーンは、うまいことはぐらかされてるみたいでガッカリ。それからせっかく時間かけて変身できたっていうのに、すぐにメカに乗っちゃうから、単体としての変身姿のありがたみが希薄に。もうちょっと人間サイズの各レンジャーの活躍を見たかったな。とにかくプロローグな立ち位置なので、こんなもんなのかなと。なので点数も甘めに。もし続編が出来るなら、そっちに大いに期待するしかないですね。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 5点(2017-07-16 13:20:01)(良:1票)
2.《ネタバレ》  「パワーレンジャー」(1995年)「パワーレンジャーターボ/誕生! ターボパワー」(1997年)と併せて、三作連続で鑑賞したのですが……
 前二作はテレビシリーズの劇場版という趣が強い為、予備知識無しで楽しめたのは本作のみでしたね。
 単純に出来栄えとしても、三作品の中では一番良かったんじゃないかと思います。

 ただ、それは「シリーズの中では一番面白い」というだけであり、純粋にコレ単品で評価するとなると……結構厳しいです。
 学園物なテイストを盛り込んだのは悪くないと思うし、ちゃんと巨大ロボットも登場して「戦隊物に必要な事」は最低限やってくれているんですが、どうも物足りない。
 映像のクオリティも高くて「本気でリブートする」「続編を何本も作れるような、人気シリーズにしてみせる」という心意気は伝わってきたんですが……残念ながら、その熱意が面白さに繋がっていないんですよね。
 ちょっと酷な言い方をするなら「熱意は感じるけど、センスは感じない映画」って事になっちゃうと思います。

 いや本当、悪い映画って訳じゃないんですけどね。
 元々自分が特撮ヒーロー物を好きってのを差し引いても、一定のクオリティは有って、娯楽映画として及第点に達してると思いますし。
 超人的な力を手に入れて喜ぶ姿とか、皆で焚火を囲んで絆を深める場面とか、若者達が主役ならではの「青春映画」としての魅力も描けてたと思います。

 でもやっぱり、作り手にセンスが欠けてるというか……
 例えば、絶体絶命の場面でブルー(元いじめられっ子)が主人公のレッドに「友達になってくれて、ありがとう」と伝える場面とか、演出次第で、もっと感動的に出来たはずなんです。
 なのに本作は(えっ、何で?)と戸惑うくらい、そういうオイシイ場面をアッサリ流してしまう。
 それはレッドが父親を助ける場面も然りであり「父親がレッドの正体に気付く」とか「喧嘩しがちだった二人が和解する」とか、いくらでも面白い展開に出来たはずなのに、ただ助けるだけで終わっちゃうんですよね。
 本当に勿体無くて、観ていて焦れったい。

 エピローグにて「新たな戦士」の登場を示唆する一方で、倒しそびれた敵などが存在しない辺りは「観客にモヤモヤを残さない、誠実な作り」と褒める事も出来そうなんですけど……
 何か、さっきから「作り手の誠意」ばかり褒める形になっていて「映画の面白さ」を褒められないのが、寂しい限りです。

 「好きな映画」とも「面白い映画」とも言えそうにない。
 でも、絶妙に嫌いになれないという、不思議な感じ。

 粗が有るのは分かってるけど、何とか肯定してあげたくなる。
 「ヒロインや女怪人が可愛いってだけでも充分じゃん」とか、そういう軽いノリでフォローしたくなる。
 まだ半人前だけど、頑張って戦ってるヒーローを応援したくなるような……
 そういう「応援したくなる映画」っていうのが、一番的確な評かも知れません。
ゆきさん [インターネット(吹替)] 5点(2023-07-19 19:27:16)
1.《ネタバレ》 準備時間が長い。戦い始めてからはあっさりだった。
ぷるとっぷさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-24 15:55:55)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 4.50点
000.00%
100.00%
200.00%
3112.50%
4337.50%
5337.50%
6112.50%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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