4.第2作があんまりにもあんまりだったんで、第3作は若干の軌道修正、舞台は第1作の100年後で、物語は直接は繋がらないけれど、幽霊の美女と人間の男の悲恋が描かれるし、ロウロウ様は復活するし(もはやオカマさんどころか完全にオッサン状態ですが)、路線としては第1作に回帰しております。何より、第2作と違って、ちゃんと怪談らしくなっているのが、いいんじゃないですかあ(と、私のモノ言いもやや他人事のようになっておりますが)。登場するハチャメチャかつデタラメな魑魅魍魎の数々を観ておりますと、本作の路線が第1作のそれなのか第2作のそれなのかはもうどうでもよくって、「こりゃもはやエンパイア・ピクチャーズ路線やね」としか表現しようが無いです、はい。