1.幕末を舞台に時代に翻弄される男達のそれぞれの生き様を描いた作品。さすがにこれだけ長くて色々あると、最期は「よくここまで辿り着いたねぇ」としみじみしましたが、全体としてはあまり楽しめなかったです。個人的趣味で幕末・明治維新関係の話にあまり興味がもてない事もあるのですが、妙に現代的でドタバタしていてうわべだけな感じが好きになれません。それは役者のせいなのか?演出のせいなのか?はたまたどうしても気に入らないので遂に自分で書いてしまった三隅研次の脚本のせいなのか?三隅の映画は色々見て来たけど、セリフにない部分で語れる人だと思ってました。けど、この作品は語りすぎ。残念です。