1.《ネタバレ》 世間では低評価な作品ですが私はそれなりに面白かったです。
それなりといっても笑えるというのではなくて、
小さい子供とか家族で観る作品なのではないかなぁ・・
ハリー・ポッターと同じ種類のような気がするんですが、
子供版インディジョーンズと観てもよいし。
音楽もバック・トゥ・ザ・フューチャーとハリーポッターを合わせたよう。
コメディも子供くらいにしか受けないような感じ。
お話も無理やりだしやたらと長い。
しかしまあまあ楽しめたというのは、
CGで作られたとはいえ色がきれいな演出があるんです。
各国に入るときにその国の演出がされますが、
フランスはおとぎの国みたいでしたね。
中国も箱庭みたいなのがかえっておかしくもよい。
あの時代の中国の広さはわからない設定なのでしょう(苦笑)
各国紹介といえばインディジョーンズですごいアイデアだと思った、
地図の上に航空線が書かれてゆくアレ。
もっと夢の冒険旅行かなと期待したのですが、
元の八十日間世界一周も観ていないのでまた観るつもりです。
違和感はあるもののカンフーのシーンは嫌いではないです。
やはりマトリックスのようなスローなカンフーよりずっとよいです。
中国のシーンでジャッキーの敵をやってた俳優がかっこよかった。
あとヒロインはかわいらしいです。
主役の科学者も悪くない。
もちろんジャッキーのアクションもよい・・
けど役がかわいそうでしたね(前半などチャップリンみたい)
極めつけはキャシー・ベイツです。
シュワちゃんはあのような安全な役より(爆)
やはり破壊王として敵キャラでジャッキーと対決させてほしかった。
それを楽しみにしていたので残念。
配役は悪くはないし絵としてもファンタジー感がある。
何が足りないのか?
やはり子供向けな映画(比べるとヤングシャーロックのほうがだいぶ大人向け)
そしてカンフーと冒険モノの違和感だということですね。
カンフーはよかったので中国の監督にコメディとして撮ってもらったほうが、
割り切って見る分には面白い娯楽作になったと思いました。