1.《ネタバレ》 カルト的で完全に人を選ぶ作品ではあります。
邪馬台国などの古代ロマンは個人的には好物ですが、本作は相当に前衛的でなかなか消化しきれませんでした。
卑弥呼は生涯独身だったと伝えられてるので、彼女の大人の生活の方はどうなっていたのとか、
その力との関係といったところはやはり妄想してしまうネタではありますね。
謎だらけの卑弥呼と邪馬台国。だからこそのこの自由度、といったところでしょうか。
若い頃の岩下志麻さんは実に可愛らしい。眉毛がない役にも関わらずこの可愛らしさは驚異的です。
そして草刈正雄はやはり男前。古代日本にやたらと外人さん風の顔の人がいる違和感(笑)。
雄大な自然を背景にした部隊は見ていても楽しいですが、神殿内のシーンは完全にセット感出てて演劇的。