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霧の旗(1965)

[キリノハタ]
A Trap
1965年上映時間:111分
平均点:6.75 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(1965-05-28)
ドラマサスペンスモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2018-05-22)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
キャスト倍賞千恵子(女優)柳田桐子
滝沢修〔男優〕(男優)大塚欽三
露口茂(男優)柳田正夫
新珠三千代(女優)河野経子
近藤洋介(男優)阿部幸一
逢初夢子(女優)大塚芳子
金子信雄(男優)谷村
市原悦子(女優)信子
田武謙三(男優)上田係長
穂積隆信(男優)「みなせ」の主人
桑山正一(男優)奥村
内藤武敏(男優)島田検事
三崎千恵子(女優)下宿のおばさん
井川比佐志(男優)船員
浜田寅彦(男優)
川津祐介(男優)杉田健一
河原崎次郎(男優)山上
清村耕次(男優)久岡
阿部寿美子(女優)バー「海草」のマダム
原作松本清張「霧の旗」
脚本橋本忍
音楽林光
撮影高羽哲夫
製作脇田茂〔製作〕
松竹
配給松竹
美術梅田千代夫
編集浦岡敬一
録音小尾幸魚
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1.《ネタバレ》 兄が殺人犯として逮捕された女が、兄の無実を信じて東京の有名弁護士に弁護を依頼する。時間的に余裕もなく、依頼人にお金が無いと知った弁護士は依頼を断る。数年後兄は拘置所で病死。それを知った弁護士は好奇心から事件の資料を取り寄せ、調査する。結果犯人は左利きであることを発見、兄が無罪であったかも知れないと思う。故郷にいられなくなった女は東京でホステスとなる。弁護士と再会するが、気まずい空気が流れる。
偶々事情を知っている新聞記者は女に同情するが、女は冷たい態度を貫く。
弁護士の愛人に関係する男が殺される。事件現場に女と愛人が居合わせる。女は愛人の手袋を置き、犯人の遺留品を持ち去り、現場には居なかったと嘘の証言をする。愛人が容疑者として逮捕される。弁護士は女に真実を話すように頼み、代わりに兄の無実の証明をすると申し出る。女は承知したと言い、部屋に案内し、巧みに酒を飲ませ、強引に関係をせまる。そして強姦されたと検察に手紙を送り、弁護士生命を絶つ。
◆復讐劇だが、女が事件現場に居合わせたのは偶然。女は偶然を利用したに過ぎない。企図したものではないので、復習劇としてはインパクトが弱い。女が無実の罪で死んだ兄の名誉を晴らすことに心を砕かないのは何故だろう。あれだけの兄思いだったのに、不自然さが残る。
◆兄を殺した犯人も第二の殺人事件の犯人も誰かはわからず終了。愛人は無実の罪をきせられたまま。すっきりしないオチにいらだちも最高潮だ。女が弁護士にそれほどの復讐心を抱く理由があるだろうか?そもそも完全な逆恨みではないか。弁護士は依頼を受けなかっただけで、悪いことは何もしていない。そんな異常な女を扱っても観客からは同情は得られない。「女って怖い」ぐらいの感想しか得られないだろう。誰がみても復讐を抱くだけの理由があるようにしないと物語が成立しない。そして犯人が元投手であるとはっきりわかるように示せば、すっきりしただろう。
◆他にも疑問点がある。兄が学校のお金を落としたのに誰にも相談しなかったこと、女が弁護士にあらかじめ電話や手紙なしに訪問すること、女が味方のはずの記者に冷たい態度をとること、愛人が単に怪しいというだけの理由で逮捕されることなど。穴だらけの脚本である。日常に待ち受ける陥穽を描いた原作が泣いている。題名の「霧の旗」の旗の意味も不明。霧だから桐子?
よしのぶさん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-29 18:32:29)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
316.25%
400.00%
516.25%
6318.75%
7637.50%
8531.25%
900.00%
1000.00%

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