23.《ネタバレ》 太陽フレアの影響により、ニューヨークに色鮮やかなオーロラが発生した1999年。恋人との破局を迎え荒んだ生活を送っていたジョンは、ふとした思い付きから、物置の奥に仕舞い込んでいた父の遺品を引っ張り出してくる。30年前、消防士をしていた彼の父は倉庫火災に巻き込まれ殉職してしまったのだ。父が着用していた制服やバッジ、家族を守るための銃、そして父が趣味で使っていたアマチュア無線機。懐かしさから、ジョンは壊れていた箇所を直し、その無線機の電源を入れてみる。誰とも繋がるはずがないと思っていた通信は、何故か意外な人物から返答を受けるのだった。それは、1969年、死の前日に居た父の声だった――。何としても父の死を防ごうと、遠い過去へと語り掛けるジョン。だが、それは皮肉にも意外な運命へと彼を導いていく…。30年の時を経て向き合う、父と息子の絆をドラマティックに描いたSF作品。もっとド直球の感動ドラマだと思っていたのですが、意外にもこれって『バタフライ・エフェクト』系のタイム・パラドックスものだったですね。30年前の父の死を防ぐことがドラマの焦点となるかと思いきや、その目的は意外にもあっさり成功。「え、この後、どう物語を繋いでゆくんだろう?」と思ったら、なんと死ぬはずだった父がそのまま看護師である妻を訪問、そこで医療事故で死ぬはずだった連続殺人鬼が死なず、今度はそいつに母親が殺されてしまうのです。主人公、いわゆる「こっちを立てればあっちが立たず」的な板挟み状態に。ここから一気にB級感が増していきます。事故で死ぬはずだった父を記憶していながら、死なずにそのまま20年後に肺癌で死んだ父の記憶も追加されるというおかしな展開に。でも、母親が殺された記憶は何故か追加されてないみたいな感じなので、もうここでこの設定は破綻しかけてます。で、ここから連続殺人鬼は誰か?というミステリーになるのですが、過去や現在を行ったり来たり、親子の行動で現実がどんどん上書きされたりと正直ややこしすぎて僕は付いていけませんでした。そして最後は主人公の警告で煙草を止めた父が死なずにまさかの現代登場!この主人公、事故で死んだ父の記憶と肺癌で死んだ父の記憶と死なずに今も生きてる父の記憶のたっぷり30年分を3つも脳内に抱え込んでるわけですよね?さらに母親も死んだリ生きてたり、恋人と実は付き合っていなかったり……。うーん、よく頭がおかしくならんもんだ(笑)。という訳で、僕はこの設定の強引さにいまいち乗り切れず、残念ながらそこまで楽しめませんでした。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-03-16 23:52:28) |
22.よくあるタイムパラドックスもの。親子の愛がメインテーマだろうが、さして感動につながらない。 タイムパラドックスならではのアイディアも、面白さもない。 ところで、最初に別れた女とはどうやって寄りを戻したのか? 【椎名みかん】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-07-12 10:22:00) |
21.簡単なあらすじだけ聞くと、完全なSFファンタジーものといった印象だが、 オーロラの科学現象、SFタイムパラドックス、サスペンス、親子愛と、 いろいろな要素が含まれており、鑑賞者を飽きさせない作りになってます。 ただしお話が各要素に分散されている傾向があって、ちょっと作り過ぎかなという感もあり。 それでも一番描きたかったであろう親子愛のテーマは、しっかり伝わるのではないかと。 特に若い人にお薦めの映画。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-23 06:03:47) |
20.なかなか良い映画です。カップルで楽しめます。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-05-03 22:30:14) |
19.《ネタバレ》 「誰の」かは知らないがまちがいなく「作り手の中の誰かの」思い入れでできた作品なのではないかと思う。 そして私はこのごろ思うのですが、「個人的な思い入れ」を嬉しがって映画に挿入したりすると必ず失敗する。「個人的な思い入れ」を見せられて嬉しいのはどういう場合かというと、それが「ジョン・レノンの思い入れ」とか「エミネムの思い入れ」とか、思い入れている人物そのものが「大衆の思い入れ」の対象に成り得る場合だけでしょう。 1969年のさまざまな出来事にしても、自転車の練習やメジャーリーグの試合結果や父親の突然死にしても、ここでは結局「作り手の誰かの思い入れ」もしくは複数の人物の思い入れのツギハギ、にしかなってないのです。 なので、作品としてはパッとしないです。冒頭のラジオで看護婦連続殺人のニュースを聞いた時点で、その後の展開がある程度読めてしまうという安易さだ。ジム・カヴィーゼルがダメだというのもありますけど。 悲しそうな顔の俳優、ということで選んだのでしょうが、コイツを出すためにエリザベス・ミッチェルの髪と目をわざわざダークにしなければならなくなってしまい、しかしそうまでして出すほどではなかった。 こいつは悲しそうな顔をしているばっかりで、ほかには何もできなさそうな男に見えるのです。「シン・レッド・ライン」ではそれなりだったが、たぶんカヴィーゼルは使いにくい俳優だと思います。 次々に過去と現在を変えていってハッピーエンドで終わる、というのも、ああ誰かの思い入れなんですね~というふうに私は思う。でも、普通はこの話だったらパパはどうしても死ななければ済まないと思うけどね。凡作以下。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-07 13:39:44) |
18.タイトルとジャケから正統派の感動モノを予想していたら全然違いました。序盤は良かったんですが後半に関しては、コメディなら許せる範疇ですが、シリアスな話としては展開がめちゃくちゃすぎてついていけませんでした。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-25 11:04:52) |
17.《ネタバレ》 点数高かったんで観たんですが。。。 確かにこのコンセプト自体は非常に面白く、プロットも多彩で良いのですが ウーン。。。やっぱり私は最後の方の強引なまとめ方が納得行きませんでした。 ただタイムパラドックスの起点に成る主人公の記憶の2重化とか新しい視点の描き方も有って そういう部分は非常に面白く観れました。 まあ、基本的には超有名な某作の。。。なんですけど、それはそれで丁寧に作られている。 しかしハリウッド映画のセオリーは絶対に外さない筋書きに拘った事が この作品の大きな失敗だったと思います。 序盤から中盤の終りまでは非常に丁寧に作ってあるのに 終盤はもう強引にハッピーエンドで終わらせたいが為に 無理無理筋立てを追って行くだけで精一杯になってしまっている。 なんか後半だけ別人が作った様な感じでココが非常に残念でした。。。 ウーン。。。6点でも良いかも知れませんが 私は後半の落胆を勘定に入れると5点付けざろ得ませんでした。。。 残念です。 【一般人】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-08 03:23:46) (良:1票) |
16.タイトルの印象から、もっとノスタルジックな映画かなと思ったが、ご都合主義のタイムパラドックスものだった。親子愛はいいけど人生を思い通りに書き換えられるなんて、見ていて白けてしまう。SFのテイストでヒューマンドラマは難しいのだろうか。 【marsplay】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-03-09 11:38:13) |
15.《ネタバレ》 何か「バタフライ・エフェクト」が中途半端で、どうにも腑に落ちないまま終わってしまった。父親が助かることの波及が、「連続殺人の被害者が3人から10人になる」程度で済むのか? もしかしたらこのお陰で、どこかで起こらない筈の紛争が起こり、数万人規模の死者が出てるかもしれない。しかもその後も、殺される筈の被害者を救い、母親を救い、更に肺癌で死ぬ筈の父親をまたも生かす。これはとんでもない歴史の改変。普通だったら無事で済んでないと思いますよ。また、主人公だけに改変前と後の記憶があるのに、周りの人は改変後の記憶しかないとか、突っ込み所も多すぎる。こういうことが気になって、一家族だけの幸せを見せられても素直に感動できませんでした。そういったことで、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-03 00:00:54) (良:1票) |
14.発想でもっている映画。まさしく可もなく不可もなく 【ムート】さん 5点(2004-08-02 14:08:09) |
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13.うーむ、タイムパラドックスが気になって仕方が無いごくごく凡作。せっかくの感動場面もそれのせいで入り込めませんでした。 |
12.話の展開自体はかなり面白いが、 1969年と1999年だけで30年という月日を無かった事にするのは人生と歴史に対する冒涜だと思ってしまった。ベトナムを忘れたいのはわかるが。細かいことを言わない余裕も大事だし、自分の理想の世界を欲す気持ちは当然あるが、今日まで一日一日生きてきた人間としての嫌悪感にも忠実でありたいので、点数半々。 【笹】さん 5点(2003-12-13 10:55:01) |
11.うーん、好きじゃない。過去を変えるっちゅーのがどうもねぇ。バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいでねぇ。Back to the Futureの場合はコメディだから過去を操作しても許されるような気がするわけ。でもこれって殺人とか死とかだから重いでしょ。そういうのって変えていいわけー?と思ってしまった。 【yukaori】さん 5点(2003-12-13 06:06:41) |
【あしたかこ】さん 5点(2003-12-06 17:18:25) |
9.《ネタバレ》 タイトルから想像されるのは犬ゾリに乗った南極探検の話、かと思いきや父子の愛情あり、サスペンスありの盛り沢山な内容の映画である。父と息子というテーマは個人的に好きなので前半部分はぐっときた。でも母親が殺人事件に巻き込まれてからの展開はどうしても「ご都合主義」という感あり。消防士の父親が不慣れな殺人犯の捜査というのは観ていて違和感を覚える。その殺人犯にしても、わざわざ30年経ってから息子の前に現れるのも不自然(30年も捕まらないままだと犯人の心理としても逆に不安だろうに)。個人的な要望としては、ごちゃごちゃしたサスペンス部分は捨てて無線機を通した父子の会話のストーリだけで映画をまとめてほしかった。過去は変えることができないからこそ今という時間を大切にしてほしいと筆者は思うのだが。 |
8.デートムービーにこの映画を選んだのは、完全な安全牌だ、って思ったからなんですけど、失敗でした。感動的な映画の予感は、後半の、ごちゃごちゃした展開によってかき回され、そのラストシーンは、えーと、それで納得しなさい、と?という感じになってしまい、盛り上がらず。やっぱムリしないで、私らしいセレクトの映画見に行けば良かったんだ(おバカ映画とかボンクラ映画とか)、と思った次第でございます。デートで映画を見るな!というご意見もございましょーが。 【あにやん🌈】さん 5点(2003-11-28 21:23:43) (笑:1票) |
【ボバン】さん 5点(2003-11-06 23:08:53) |
6.《ネタバレ》 オーロラは見たことないけど、もしかしてホントに起こりうるかも、と思わせる何かがありそう。人生は結果だけでなく過程が大切、むしろその過程に意味があると思うのだけど、いくらハッピーエンドでも最終的に彼の過ごした人生は一体どこにいってしまったの? 記憶のみ残り実体はないの? そんなの淋しいじゃない。 【Bridget】さん 5点(2003-08-22 03:29:02) (良:2票) |
【ISOVEL】さん 5点(2003-05-26 01:57:19) |
4.「父親が生き返ってよかったねぇ」というよりも「なに無理矢理生き返らせてんだよ」という感想を抱いてしまった。父親と話せただけでも十分な奇跡だと思う。 【スペシャルラブ】さん 5点(2001-12-26 04:07:03) |