新・刑事コロンボ/4時02分の銃声<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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新・刑事コロンボ/4時02分の銃声<TVM>

[シンケイジコロンボヨジニフンノジュウセイ]
Columbo: Butterfly in Shades of Grey
1993年上映時間:92分
平均点:4.29 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
サスペンスTV映画シリーズもの犯罪ものミステリー刑事もの
新規登録(2007-11-28)【カラバ侯爵】さん
タイトル情報更新(2021-06-04)【イニシャルK】さん
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監督デニス・デューガン
演出左近允洋(吹き替え版演出)
キャストピーター・フォーク(男優)コロンボ
ウィリアム・シャトナー(男優)フィールディング・チェイス
モリー・ヘイガン(女優)ヴィクトリア・チェイス
石田太郎コロンボ(日本語吹き替え版)
矢島正明フィールディング・チェイス(日本語吹き替え版)
佐々木優子ヴィクトリア・チェイス(日本語吹き替え版)
堀内賢雄(日本語吹き替え版)
清川元夢(日本語吹き替え版)
一城みゆ希(日本語吹き替え版)
堀之紀(日本語吹き替え版)
村松康雄(日本語吹き替え版)
横尾まり(日本語吹き替え版)
幹本雄之(日本語吹き替え版)
竹口安芸子(日本語吹き替え版)
二又一成(日本語吹き替え版)
巴菁子(日本語吹き替え版)
原作リチャード・レヴィンソン(キャラクター創造)
ウィリアム・リンク(キャラクター創造)
音楽ディック・デ・ベネディクティス
製作総指揮ピーター・フォーク
日本語翻訳額田やえ子
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2.《ネタバレ》 シリーズでありそでなかった犯行動機。悪くない。今回の犯人にとっての破滅は娘を失うことだった
社会では強い男だが、義理の娘に禁忌めいた独占欲を抱いている
娘が物書きとして成功してしまえば経済的支援ができなくなり、血の繋がりのない自分は無用になると考えた
また、自分の下を離れてしまえばかつて懸想した彼女の母親同様、別の男に獲られてしまうのだ。それが堪えられない
かくして娘の出世の働きかけをする邪魔者(かつての部下)を殺してしまうのだ。そんな、救えないエゴが生んだ悪魔をコロンボがやっつけるお話
濡れ衣を被害者の別れた同性愛俳優に被せる。内線電話を用いたトリックで自らのアリバイを確保。ところが、濡れ衣被せる俳優の方のアリバイのことは全く考えていなかった
こればかりはトホホと言わざるを得ないか。いつもの知的な犯人ならそこにもケアがあるか、むしろ「組織」などとして身代わりを特定しないのがコロンボでは一般的
かえって被害者の同性愛関係のいざこざという、いたって表面化しづらいプライベートな事情を知る人物こそが「容疑者」と限定させてしまった愚かさよ
実は今回も被害者がマスコミとして追っていた(真犯人がガセネタで追わせた)組織も捜査のかく乱として利用しようとしたが、それが全く意味をなさないように自分で仕向けてしまった
コロンボが携帯電話を買いたいというくだりがある。まだ一般には携帯が普及していなかった時代の撮影であるのは言うまでもないが
その際のセリフで日本語吹き替え訳と、原語の日本語訳とでは奇妙な異なり方をしている部分がある。
吹き替えでは、コロンボは「携帯を使っていると"ボケない"と聞くが本当か?」というポジティブな迷信を言い出したのに対し
原語では同じ部分のコロンボのセリフが「携帯を使っていると"癌になる"と聞くが本当か?」というネガティブな迷信だったのだ
なにかの事情が垣間見えた気がした。クレームを恐れてそうだし、スポンサーにも覚えがよろしくない向きはあっただろう
「ラジオはもう聞いてない。近頃流行のロックとかはよくわからないから」「生ぬるい紅茶は我慢できない」など、コロンボから初老の世を拗ねるセリフがとびだす
犯罪ではないところの「嫌い」をはっきり口にするコロンボも、だんだん増えてきた。いよいよ高年のキャラ付けになってきたか
いつものように、コロンボは銃を持ち歩かない。ホルスターごと装着されていないことに犯人が言及する。今回は、その点も伏線になってラストのオチに繋がっている
携帯電波の届かない山中でも、短距離ならクラクションで助けを呼べる。新しいものとなじみ深いもの。最新式が常に勝るとは限らない
旧刑事コロンボ「愛情の計算」では息子に対する愛情の深さがラストで自白につながって爽やかだったが、今回はそれとは全く違うドヤ顔コロンボ。それもまたあり。
うまシネマさん [DVD(吹替)] 5点(2023-04-17 10:48:25)
1.《ネタバレ》 久しぶりに見る「刑事コロンボ」だが、久しぶりに見るせいか、コロンボ独特の癖のあるキャラクターが妙に懐かしく感じた。(石田太郎が吹き替えるコロンボもかなり久しぶり。)以前この時期の別の回を見た時も思ったが、劇中に重要なアイテムとして携帯電話が登場しているあたりはいかにも90年代初期の作品という感じで、トリックにも電話が使われている。しかし、最後の解決シーンはいつもの新シリーズのコロンボらしい強引な展開で、ただ電話が使えないを証明するにしてはやり方が大げさすぎるし、何もそこまでしなくてもと思うが、それもこのシリーズらしいといえばらしい。ウィリアム・シャトナーが犯人役だが、「スター・トレック」をほとんど見たことがない自分でも、矢島正明の吹き替えがやはりすごく合っていると思う。
イニシャルKさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-10-10 10:46:06)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 4.29点
000.00%
100.00%
2114.29%
300.00%
4342.86%
5228.57%
6114.29%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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