6.《ネタバレ》 小さい頃、我が家ではキリンレモンのビンをケースで注文していて、いつでも好きなときに好きなだけ飲めて、調子に乗って氷ガンガン入れて飲みまくった私はいつも腹を壊してはトイレの中でこう言うのだ。「神様、ごめんなさい、もう二度とキリンレモンは飲みません、ですからお腹の痛いのをなんとかしてください」と。翌日にはまた飲んじゃう私とは違ってジュリアン・ムーアはけして飲まない。そういう映画。違うか。違うね。謎解きの見せ方を、男の視点から描いていたものを女の視点に変えてなぞってゆくというのが分かりやすくてよかった。ただ、物語自体がついていけない。原作もこんななの?ジュリアン・ムーアの謎が解けて、あーそういうことかと承知したまではいいんだけど、死んだと思った男が実は生きていた、というのではなく、やっぱりあれは所謂「奇跡」ってやつなんだという結論がどうも納得がいかん。誓いを守っているときのキスがアザを消して、誓いを破った代償が死であるから、そう解釈していいと思うんだけど、だったら「奇跡」のシーンをもっと「奇跡」らしく神々しく見せてほしいな。わざわざミステリー仕立てにして客を喜ばすストーリー展開は娯楽としてけして悪い語り方ではないし、その「騙し」のためにひたすら不倫劇を過大に見せ付けるのもしょうがないかもしれないけど、やっぱりこの場合、「神の啓示」的なものは必要かと。多少、予想がついたっていいんじゃないかと。もしくは全く「神」は錯覚としてしまうか。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-14 15:47:05) |
5.《ネタバレ》 男二人に女一人、男一人に女二人、男女3人が織りなすドラマは数々ありました。本作品は3人に神が加わります。その点がどうしても私には近寄りがたい。祈りや懺悔はまだしも、最後にベンドリックスが神を呪う。少年の痣には奇跡がおこる。こうなると、私には理解不能で、ごめんなさいと言うしかありませんでした。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-02-12 20:46:18) |
4.ジュリアン・ムーアだけが美しい映画。彼女にはこういう時代の役が本当に似合う。サラは善人ではなかったかもしれないけど、美しい心を持っていて、それがジュリアン・ムーアによって引き立っていた。それに比べて、サラの周りの男達はなんて醜いの・・・。 【づらちゃん】さん 5点(2004-05-03 15:38:31) |
3.なんとなくいいにおいのする映画でした。でも1年くらいしたら忘れてしまうんだろうなぁとも思います。あのときサラが祈って、ほんとに生き返って、その後もう会わないっつー約束を守ろうとするところが女らしくて好きだ。たいていの人は、ゴミ箱にゴミ投げて一発で入ったらなんかいいことがある、とか思って投げて、入らないと「ィャ、次に入ったらいいことがある」とかってもう一回投げたり。なかなかできない。そこらへんが妙に艶やかに見えた。 【らいぜん】さん 5点(2004-04-02 16:24:40) |
2.ジュリアン・ムーアの美しーいバストにうーっとりしてたのに、中盤からわけが??になってきた。 私のよな凡人にはムリ、信心深ければ、もすこしわかるかな? でも御主人と愛人が一緒にいるのもわからん、男のメンツですやろか。 【かーすけ】さん 5点(2003-07-02 20:58:24) |
1.主演の二人は美しいので映像的には○なのですが、キャラの魅力に欠けるというか、それだけに ひとときの情事にしか見えなかったのが ちょっと残念! 【piko】さん 5点(2002-04-04 14:57:39) |