1.4人の精神病入院患者と引率の医師が、治療の一環としてニューヨークの街に出た際に
事件に巻き込まれてしまう。クセのある4人が繰り広げるドタバタコメディ。
しかしたいして笑えるわけでもなく、全体的に軽くてこれといって得るものがない、
毒にも薬にもならないような内容だと思った。
少なくとも精神障害・人格障害や精神医療に対する理解が深まるような内容ではない。
精神病を描きたいというより、変わり者を出すために安易に精神病という設定をつけた
というようにしか思えない。
この4人を精神障害の入院患者というには、深刻さがまるで感じられず、
本当の精神疾患の患者に対して失礼ではないだろうか。