2.《ネタバレ》 アデル・エグザルコプロスとレア・セドゥの主演二人が、レズビアンで好対照の女性を演じている。アデルはまだ顔にあどけなさが残る女子高生で、青髪で男っぽいエマに惹かれていく。テレビではさすがにかなり割愛されていたが、過激なラブシーンはカンヌ映画祭などでも話題になったようだ。
普段はどちらかというと表情に乏しいアデルが、男との浮気に激しい怒りをぶつけるエマに対して、号泣しながら許しを請う。別れてしばらく経って、もう一度ヨリを戻そうとするアデルが、もう元の二人に戻れないと悟る姿もなかなか切ない。この主演二人の演技がとても良い。
ストーリーは、同性愛ということを除けば普通に男と女の恋愛そのまま。性別を超えたラブストーリーになっている。
ラストでもっと何かあるのかと思ったが、特に変わったこともなく、ちょっと物足りない印象。時間もこの内容で3時間は長すぎる。