2.《ネタバレ》 秘密国家の秘密王子奮闘!
ひとつの国を治めるのは大変だ。色んな考えの奴らがいるし面倒くさいっ!ワカンダの仕来りも結構丁寧にやるのでビックリ。
そんな中起きた事件は秘密道具の説明からカジノのくだりまでどこか007調。ブラックパンサーの衝撃を溜めて跳ね返す能力も面白いけど周りの敵を吹き飛ばすくらいなのね。遠隔操作や腕が割れる銃などガジェットはなかなか面白かったです。
にしてもワカンダの人々は主人公を含めて皆真面目だ。ギャグも少なめで後半に進むほどシリアスになっていく。そんな中巻き込まれたマーティン・フリーマンがCIA工作員のくせになかなかユルい雰囲気を出してくれていて良かったです。(後半に行くにつれワトソン化してる気がする)
にしても今回のヴィランも結構気の毒な方。どこかのオーディンみたいにこっちも父親が原因じゃないですか…父親と再会するシーンはやりきれないです。
ラストバトルは仲間同士の戦争っぽくなる展開であまり盛り上がらず。同じブラックパンサースーツで戦うのですが暗いところで見づらいスーツなのが良いのか悪いのか…。
そんな訳で去年のギャグ多めなMCU作品群に比べると説明が多いのと王道で真面目すぎて逆に物足りなく感じてしまいましたがアベンジャーズへのワクワクは止まりませんね。