1.《ネタバレ》 2015年の作品ですね。もう5年以上前の事となりますが、当時願っていました。日本での劇場公開はヤメてくれ。こんなタイミングにおいてあちら側製作の日本統治下時代のドラマなんてナンセンスだろ需要ないだろ、いちいち買い付けすんなよと。しかし、そんな思いも虚しく公開されていました日本の劇場で。バカか日本はと思った事が懐かしい。
ですが結果、数年経って鑑賞してしまう運びとなってしまいましたが、
毎度お馴染みの遺憾砲を発動するまでもなかった作品であった事に安堵する。
日本人役を演じていたのが日本人でなかった事が救われる。
フィクションホラー程度な感覚であった事に安堵する。
だけど、なぜ静子が消えた後に入所して来た子にまた静子という名を与えたのか分からなかったのでちょっとモヤモヤが残ってしまいます。
別に静子使わなくてもあの当時なら他に花子やら清子やら女の子の名前は選り取りみどりで豊富にあったはずです。なんなら貞子や伽椰子だって空いてたはずです。なのになぜ静子だったのだろう。他にも紀平とか、姓なのか名なのか分からぬ呼び名付けられてる子がいましたし、えっと、きひら? えっとまさかですがね、のりへい?
だとかまあ、あちら側から見たあの当時ならではの日本人名の付け方にも少なからず興味を持ってしまい、変なところで楽しみ見つけてしまい、見方によっては面白い作品となっておりました。
そして何より、危惧していたほどの反日作品でなかった事に、少なからずホッとしています。