1.<ネタバレアリアマス>預言者としてのノストラダムスを強く描いている訳ではないようです。予言が的中するシーンは、王が事故で死ぬと言うところだけ。後半になって、やっとあの有名な洗面器みたいなのに水をはって未来を予言すると言うシーンが登場しますが、これだけでは物足りません。有名な1999年に人類が滅ぶって言う予言は冒頭に紹介して終り。最後は人類が生き残り、宇宙に行って・・・なんやこれ? 個人的には芸術作品を観たいのではなく、ゴシップの王様ノストラダムスを如何に大げさに取り上げ、持ち上げるような作品を期待してたんだけど・・・。かなり作風は大真面目に作られてます。この辺はやはりヨーロッパなんだなと。ギャグやコメディ性は何処にもなく、大馬鹿な予言をあざ笑うと言う周りからの非難と言ったシーンも登場せず、淡々と物語は進みます。実はノストラダムスって偉い人?なのかもしれませんが、その半生をこれだけ淡々と描かれてしまうとちょっとだるかった気が。あと、いつもの如くチェッキー・カリョのお尻がやたらと登場したのはご愛嬌でしょうか?