1.《ネタバレ》 お国柄、ピクニック気分で気軽に潜りに出掛けるという事が珍しい事ではなく日常茶飯事な事なのかもしれないが、その結果において起きてしまったトラブルからのパニックな展開は命を掛けた必死で真面目な潜水パニックとなってゆくわけですが、正直言わせていただくなら、もういいですからって程に潜水シーンが長いです。一体何回潜るんですか ホントに酸素ボンベってあんなに都合よく持つもんなんですか。あなたたち酸素どうのこうのというよりも、あんな一般人女性の二人のスタミナがハンパなかったことにドン引きだ。(特にジーナあなたです。)
いくら潜り慣れてる方でも重たいボンベを小脇に抱え、あんだけ潜って上がって潜って上がってを何度も繰り返し、自動車のトランク破壊に無駄な体力使い、民家まで走って、狂犬と戦い、また潜る。そして最終的にはあんな棒切れで岩までも持ち上げる必死のパッチで梃子作業。あの年代の一般女性の方があんな信じられない程スタミナあるはずない。ちょっとリアルさを逸脱してしまってましたね リアリティ重視で撮られているのでしょうが、実はそこに逆にリアリティを感じなくなってしまって後半すごく飽きを感じた。それに、事情も分からず、ずっと寒空の下で人間を待たされてたお犬さんが邪気にされててとてもかわいそう。せめてラストシーンのラストショットには彼の姿も混ぜて欲しかったという思いが残る。