1.《ネタバレ》 以前から映画やTVドラマを観ていて常々思っていたが、もみ合って突き飛ばした相手は、良い奴、悪い奴の関係なく、必ずと言っていい程どこかに頭をぶつけて死んでしまうのはなんでだろう?
サスペンスドラマあるあると言えばそうかもしれないが、あまりにも簡単に死んでしまう。そうでないと物語が始まらないからなのは分かるが、でも余りにも簡単に死に過ぎではないだろうか?
突き飛ばされた奴も、少しは受け身を取るとか、体をひねるとか、防衛本能はないのだろうか?
今回殺された元受刑者(実は殺人犯)も、あんな低い位置のブロックに大量出血するほど激しく頭をぶつけるとは…。
そんなお約束で始まり、誤って殺してしまった男の死体を隠ぺいすることで、島を守ろうという無理くりな理屈をこねて、関係ない島民までも巻き込んだ大騒ぎに発展してしまい、最後は何のひねりもなく、それまで親友だと思い込んでいた純(積年の嫉妬の塊)の裏切りで主人公が捕まるという想定内の結末に驚いてしまった。
ただ、真一郎が自殺するとは思わなかった。そうすると、今回の元凶は前任の駐在のような気がする。