1.アメリカでは、この手の毒にも薬にもならない親子向けのコメディ映画が腐るほど量産されてます。親子連れの週末の娯楽として、アメリカでは映画鑑賞が主流の内の一つであることがこういう映画を成り立たせています。これって日本では確かワーナー・マイカル系だけで公開されました。外資のシネコンが本国に倣って公開したのだと思いますが、PRも十分ではない上に、アメリカの3倍の入場料では、幼い子供を連れて一家で週末ちょっと映画を観るというライフ・スタイルは到底実現できません(親子4人で5,000円以上)。それに、子供はデヴィッド・アークエットの寒い一人コントにも大喜びかもしれませんが、1,800円出してこれを観せられる大人は堪ったものではありません。という訳で、アメリカでの存在意義に5点献上。