1.《ネタバレ》 馬の躍動感溢れる動きは面白いのですが、ストーリーに難がありすぎると感じた。まず白い馬と少年の友情が生まれる瞬間がアッサリしていて、またハッキリと分からないので、後半で「こいつら何でこんなに仲いいの?」と思ってしまう。また叙情感を出したかったのでしょうが、少年の家族としておじいさんと妹(?)を入れたのは明らかにミスでしょう。ラストで少年と白い馬がどこかの国に旅立っていくのを観て、真っ先に残された家族を心配してしまいます。そこに全くフォローが無いのはキツい。
普通に考えても結構脚本に難があると思うのですが、フランスの芸術映画ってそう云うことは二の次なんでしょうかね。