1.原作は御存知モーリス・メーテルリンクの同名ファンタジー。ベルギーで映画化されるなら兎も角、米・ソ合作って一体…??ミチルに扮する子役は後にエイス・ワンダーで歌手デビューし、「リーサルウェポン2」でヌードまで披露することになるパッツィ・ケンジット。が!しかーし、内容はJ・フォンダ、E・テイラー、E・ガードナーの「三大女優 地球最大の決戦」映画と化しており、とても名匠ジョージ・キューカー作品とは思えない。きっとソ連スタッフに任せっきりで昼寝でもしていたに違いない。そうだ、そう思い込むことにしよう。