9.よく企画が通ったな~と感心するぐらい何も起きない。 特に何があるというわけでもない日常、人物。 でも、この監督の作品の中では一番無理なく、自然なムードを出せていると思う。 若者のダラダラした空気が好きかどうかで判断するしかないけど、自分のいないところでも地球は回ってるって描写は好きだし、ムードも好きということで中間5点。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-12 05:05:50) |
8.《ネタバレ》 もうすこしそれぞれのエピソードのつながりが欲しかった 特にくじら少女 【マーガレット81】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-05-17 00:53:52) |
7.伊藤歩ファンの私は、ずっと「俺がいるだろ」と画面に向かって呟いてました。一人で見ててよかった。。。あ、感想それしかないや。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-31 19:19:23) (良:2票)(笑:1票) |
6.動物園デートでの池脇千鶴がイイ味出してた。他の女性陣の演技は、イマイチだった。「日常」を、日常『らしく』演じるのは、難しいことなのだろうけれど、それにしても演技がわざとらしかった。ストーリーやテンポも平坦だし、やはり日常をテーマにするのは難しい……というか、映画向きの題材ではないのでは。 【IKEKO】さん 5点(2004-11-20 20:34:46) |
5.このキャスティングの豪華さにしてはどうなんだろうって感じの盛り上がりのなさで、正直退屈だった。特に女性三人の使い方、これは本当にもったいないでしょう。といってもこのキャストで「男女7人」やられてもまたそれも痛いことになってたんだろうけど。別にストーリーを盛り上げて欲しいのじゃなくて(私はもともとお話重視で映画を見ていない)それぞれのキャラを立たせた見せ方をして欲しいってこと。そういう意味で、同じく群像劇としての「パルプフィクション」はホントすごい映画だなと再確認した。このキャストでいっそテレビドラマを作ったらどうだろう、これだけそろえばキムタクにも負けないぞ、なんてかってな提案をTBSあたりに向けつつこの点で。でも恋愛ごたごたチックなのはやっぱやだな。 【goose】さん 5点(2004-09-20 23:43:04) |
4.う~ん..オリジナル性に欠ける..ストーリ構成が流行りとは言え、パクリだし.. 内容もたわいのない日常を描いているのは良いのだが、今一歩..(もっと真面目に創れよー!) 邦画のレベルの低さが悲しい... 【コナンが一番】さん 5点(2004-09-13 12:16:29) |
3.行定監督がこの作品に関するインタヴューで、自分の作品を「A面」と「B面」という風に分類して語っていた。(注:以下、うろ覚えで自分の解釈も入ってるので原文とは違うかもしんないです)つまり、「GO」とか「世界の中心で~」など、ある程度ヒットが運命づけられている(義務づけられている?)メジャーな作品が「A面」とするならば、その「A面」作品に関わる事で得たチャンスを生かして自分のやりたい事を実現するのが「B面」である、ということらしい。んで僕は行定監督の「B面」作品である「ロックンロールミシン」が大好きだったので、同じく「B面」である(と思われる)この作品が大いに楽しみだったのだけれど・・・結論から言うと、物足りなかったです。いや、劇的な事が起こらない、淡々とした作品、というのは分かっていたし、そこには文句はないのです。ただ、この作品で描かれている若者たち(ワオ!)の人間関係が、「薄い」ように感じてしまったのです。なんつーか、人物同士の葛藤とかぶつかり合いとかもないし(対立らしきものは確かにあるけど、単に先輩が後輩に対して「お前だけモテるなんてずるい!」ってキレてるだけだし)、田中麗奈・妻夫木聡のカップルの関係も、何だか全然付き合ってるように見えないし(あ、山本太郎の演じてた胡散臭いヤツは、唯一リアリティが感じられた)・・・と思っているうちに、様々な演出やストーリー展開もあざといように思えてしまって・・・。そりゃま、人間関係が濃密でさえあれば良いってもんじゃないし、「これが今の若者の『リアル』なんだよ」と言われてしまえば、もはや若者でないおぢさんは「あぁ~・・・そうなの」と下向いてつぶやくしかないのだけれど・・・。なんだろなあ。 【ぐるぐる】さん 5点(2004-09-05 21:19:26) |
2.《ネタバレ》 恋愛に積極すぎる女。自分の彼氏とその幼馴染を妬む女。努力もせずに夢を語る男。なよなよした男。怒りの為無関係なものに奴当たりする男。人間関係から一歩引いた男。いい人すぎる男……。ある男性の引っ越し祝いに集まった男女七名はそれぞれ憎めないながらも一癖あり、付き合うには大変なタイプ。更には、テレビの中の事件やもろもろが絡み合う典型的な群像劇。確かに、笑いや怒りや悲しみが要所要所に挟まれていおり、巧い映画と言及できる。しかし、それでも、否、それだからこそ物足りない。もともと群像劇はすきではないのかもしれない(PTAの「マグノリア」などは苦手。巧いな、と唸るけれど、好きか? とと割れれば答えはNOである)。終盤にある人物へと物語が収束するのなら、それはまたよいのであるが、それが無いのであまり余韻が残らない。辺に豪華な脇役も不必要だ。その人物(佐藤仁美や北村一輝)らがストーリーに絡むのかと注意してみても大して絡まない。観客を混乱させただけである。又、どこにでもある些細な出来事を映画にする技法は世界共通であるかもしれないし、それにより傑作となったものもあるが、今作がそれとは云えない。正直テレビで充分であろう。鯨の剥製のみに金がかかっているだけだ。このような日本映画の典型的系統である作品を今最も注目されている若手監督が撮らなければいけないい現状をもっ嘆くべきだ。巧い映画であったが、映画的魅力には欠けていた。多少辛口になりましたが、まあ好みの問題と云うことで御了承を。(映画館) 【komati】さん 5点(2004-03-24 21:20:27) |
1.《ネタバレ》 これは本当に観客を選ぶ映画です。ストーリー重視派の人にとっては、ただダラダラくっちゃべってるだけって印象を与えかねない。監督の意図はわかります。普段どおりの日常生活こそ、彼らにとってかけがえのない貴重な時間なんじゃないかってメッセージ、よく伝わって来ました。プラスちょっと時間軸を動かしてみようって遊び心も面白い。でもそれ「だけ」を描くにしちゃ、彼らの「キャラ立ち」少なすぎやしませんか?田中麗奈は酔ってるか寝てるかどっちかで、伊藤歩と役を交換しても同じじゃないかって正直思った位。妻夫木への気持ちもあいまいというか淡白というか。唯一生彩を放ってたのは後半登場する池脇千鶴、でも彼女とて「ジョゼ」の二番煎じのようなキャラ設定。この役は彼女の為に取って付けたような印象なので、彼女が出た事で全体としてのバランスが悪くなってしまった。これだけのメンツを集めたなら、もっと面白い映画が出来たはずだと自分は確信してるので、敢えて辛い点数にさせて頂きます。 |