鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)

[クラマテングカクベイジシ]
1951年上映時間:91分
平均点:5.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1951-07-12)
アクション時代劇シリーズものモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2021-06-24)【イニシャルK】さん
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監督大曾根辰夫
キャスト嵐寛寿郎(男優)鞍馬天狗(倉田典膳)
美空ひばり(女優)杉作
山田五十鈴(女優)礫のお喜代
月形龍之介(男優)近藤勇
川田晴久(男優)黒姫の吉兵衛
三島雅夫(男優)西郷吉之助
進藤英太郎(男優)井上幡摩守
永田光男(男優)土方歳三
加藤嘉(男優)隼の長七
原健作(男優)小河原進助
有島一郎(男優)板谷伊賀守
萩町子(女優)長七の妹お種
嵐徳三郎(男優)松月院の老僧
田中謙三(男優)原木十蔵
原作大佛次郎
脚本八尋不二
音楽万城目正
作詞西條八十「角兵衛獅子の唄」
作曲万城目正「角兵衛獅子の唄」
挿入曲美空ひばり「角兵衛獅子の唄」
撮影片岡清
製作小倉浩一郎
配給松竹
美術川村鬼世志
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2.《ネタバレ》 鞍馬天狗のセキュリティーの甘さには困ったものだ。新撰組の配下の加藤嘉や、誤解で付け狙う山田五十鈴などに、しょっちゅう簡単に踏み込まれてる。あれじゃ普通だったら幕末まで命が持たない。彼が生き延びられてるのは敵役(というか佐幕派)のルーズさのおかげで、掴まえてもすぐ斬り捨てず、面倒な水責めで殺そうとしたりするから、たかが子どもに救出されちゃう。この大阪城のセキュリティーがまた甘く、お互いのルーズさが、活劇の興を削ぐ。馬が疾駆するところのみ痛快であった。この映画はひばりの杉作登場の記録として価値のある作品であろう。もうすでに幾つかのヒットを飛ばしていたとは言え、14歳の小娘が戦前から続くシリーズで主役を食い、ストーリー上でも、ただ脇で歌を歌うだけでなく山田五十鈴と同格の重さを持たされている。後世の私らは、ふてぶてしくすらあった貫禄十分の晩年の大スターからどうしても逆方向に眺めてしまう訳だが、当時の新鮮に輝いていたひばりが当時の観客に与えたショックは計り知れないものがあったのだろう。彼女が演じ続けた“肉親とはぐれた子ども”への共感の強さだろうか。その他大勢の役者をふんだんに使った街の雑踏の俯瞰から、徐々に角兵衛獅子に焦点が絞られていく杉作登場のシーン、これは戦後の廃墟の雑踏でつい最近まで目にしていた戦災孤児の光景そのものだったのだな。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 5点(2009-10-20 12:05:40)
1.初めてこのシリーズ見たけどいまいちかな。映像・音声もよくないのでストーリーが分かりにくかった。月形VSアラカンの勝負の行方もよくわからないままエンドって感じで残念でした。キャストは豪華で、美空ひばりの若さに驚くし、山田五十鈴もかなり綺麗でした。
バカ王子さん 5点(2004-06-08 22:00:43)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.60点
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4120.00%
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6120.00%
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