1.《ネタバレ》 アステアが嫉妬してスネて煙草に火をつけたマッチを投げ捨てる、このシーンだけでカッコイイと思ってしまう自分がおかしいのか?演技巧いのか?むしろ大袈裟でしょ。ダンス巧いのか?専門家じゃないから分からないし。歌はジンジャー・ロジャースほど酷く無いけど上手いとは言えないでしょ?まぁ歌は声量がすべてじゃ無いしね。なんかええがげんな映画やなー、でも好きなんですよ。ダンスコンテストで実はあっけなく背中叩かれてるし、でも気にも止めない。すべてにおいて圧倒的な自信。演技にも歌にも、そしてもちろんダンスにもある意味自己陶酔がめちゃ自然で、そのあたりが僕のツボかも。映画として観るなら老いてからのカラー作品もいいけど、アステアを観るならやはりモノクロ時代の作品が魅力的だと思います。