ロックンロールミシンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ロックンロールミシン

[ロックンロールミシン]
Rock'n'Roll Mishin
2002年上映時間:120分
平均点:5.78 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-09-28)
ドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(2003-08-17)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-01-04)【イニシャルK】さん
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監督行定勲
キャスト池内博之(男優)中山凌一
りょう(女優)椿めぐみ
加瀬亮(男優)近田賢司
水橋研二(男優)カツオ
粟田麗(女優)由美子
川合千春(女優)柘植のモデル
津田寛治(男優)重松
戸田昌宏(男優)ビデオの中の男
つぐみ(女優)ビデオの中の女
三輪明日美(女優)コンビニの女
松重豊(男優)部長
SUGIZO(男優)柘植
宮藤官九郎(男優)小暮
田中要次(男優)
大森南朋(男優)
脚本行定勲
佐藤信介
音楽めいなCo.
津島玄一(音楽プロデューサー)
撮影福本淳
製作黒澤満
ギャガ・コミュニケーションズ
東映ビデオ
プロデューサー鈴木裕光
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術林田裕至
編集今井剛
録音伊藤裕規
照明市川徳充
あらすじ
洋服で成功を夢見ているある若者達の、上手くいきそうでいかなそうな物語。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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7.毎日の単調な会社勤めに不安を感じた人。一度でも真剣に自分の夢に向かって進んだ人。そんな人はどこか共感してしまうホロ苦い?いや、苦い青春ドラマではないだろうか。一見、カッコよくて楽しそうに見える凌一たち。しかし、そんな生活のウラにも苦悩と不安、そして逃げることの出来ない現実ってもんがある・・・と、その辺は、なかなか良く描かれているのではないでしょうか。しかし賢司がねェ~普通戻るかね、辞めた会社に。賢司が元の鞘に戻ったせいか、あの4人での生活が”一夏の思い出”並に思えてしまうんですよね。それとも会社の先輩が言っていたように”インディーズブランドごっこ”だったんでしょうか。最後くらいは、もうちょっと見てる側に夢を持たして欲しかったです。
かくいうわたしも夢を追って初めての会社は1年で辞めたっけなァ。結局夢は叶わなかったけど、また新しい、それまで思っても見なかった道が開けて今の自分や家族がいま
すんで良かったと思っております。
カズゥー柔術さん 6点(2004-12-11 01:55:33)(良:1票)
6.《ネタバレ》  邦画特有なのか、行定監督特有なのかわかりませんが、何もかもをグレーで終わらせる空気感がたまりませんね。
 自分達のオリジナルブランドを作り、自分達の服を作ることに情熱をかける3人。そこに混ざるサラリーマンが1人。
 普通であれば、そのサラリーマンが化学変化を起こすのか、はたまたその逆になるのか。
 ところがこの映画にそんなものはありません。主人公のサラリーマンは、最初から最後まで『お客さん』でしかない。3人の優しさに甘えるだけの『お客さん』。少なくとも同じ戦力としての『仲間』には最後まで見えません。主人公にしかできないことをするとか、そんなエピソードは一切ありません。リアルと言えばリアル。そこは賛否が分かれるところ。個人的には『否』。だってそれじゃああまりにも物足りないじゃないですか。
 みんながミシンを使って作業をしている様子は文句無くカッコよいです。
 『オフ』と『オン』の描き方がこの作品は非常に良いです。
 そして作った服にはさみを入れちゃうシーンは、最も衝撃的であり、最悪でもあります。
 人によっては『次の一歩のための勇気あるリセット』に見えるでしょう。
 ですが、私個人としては、『何を期待してるのか知らないけれど、今までお前が見てきたものは全部茶番なんだよ』と言われているようで、悲しいことこの上ないです。
 雰囲気とキャストの演技だけで2時間見せてしまうのは凄いと思います。ですがこの作品がやはり『地味系』の作品であることに変わりはありません。だからこそラストくらい、ちょっと夢や希望を見せてほしかったんですが、残念。
 仲良くなった外人が、みんなで作ったTシャツ着ているからって、そんなんじゃ全然足りない。
 Tシャツといっしょに結局強制退去させられているし!
たきたてさん [DVD(邦画)] 6点(2016-09-26 11:43:00)
5.《ネタバレ》 自分にはまるきり縁のない世界なので興味深い。仲間同士の妙な寛容さも心地いい。
劇中の勤め人は、自ら好んで現場に入り浸っていながら最初は何の役に立とうとしているのかわからず、前半は見ていて非常に不安定な印象だった。そのため本人としても自分のできることから貢献しようと思い立ったのだろうが、それがかえってサークル解体のきっかけを作ってしまったらしいのは皮肉である。しかし同時に真のクリエーターに道を開くことにもつながったわけで、いわば創造的な破壊だったということだろう。
その後の勤め人は、また同じ職場に戻ってほとんど変わったようにも見えず、実はここにもちゃんと居場所がありました、というような結末になっていたのは情けない。しかし現実問題として簡単にゼロからやり直せばいいと言えるご時世ではなくなっており、完全リセットというより都合のよいリフレッシュ程度に終わったのはかえってよかったとも思われる。結局はひと夏の思い出のようなものにしかならなかったわけだが、ただしラストでTシャツを着た外国人がなぜかみな笑顔だったのは少し感動的だった。全てが夢だったわけではなかったらしい。
そのようなことで、全体としては一時の夢のはかなさが前面に出た映画になっており、原作とは違っているが、これはこれでいいのではと思われた。登場人物としては眼鏡っ子の椿さんが魅力的だったが、主人公の彼女はどういう役割だったのか最後までよくわからなかった。
なおどうでもいいことだが劇中劇はくだらない。「生きていた信長」のように完全版でも作れば、このサイトでも1項目起きていたかも知れない。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-03 19:50:21)
4.行定映画の真骨頂。
あとやっぱ加瀬亮いいわぁ。
さん [DVD(邦画)] 6点(2007-04-20 03:03:56)
3.実際に原宿やそこらでありそうな話ですな。
現実という壁にぶち当たってしまった若者の心境をうまいこと描いています。
地味にいい映画。
ふくちゃんさん 6点(2004-09-04 18:16:45)
2.行定勲監督の中では一番いいと思った。
若者の描写がうまいし、メッセージ性みたいなものを感じた。
ellyさん [映画館(字幕)] 6点(2004-06-11 10:31:02)
1.ラスト、ミシンのビートを刻む凌一、まっすぐに伸びるミシン目。そこに、これからも変わらねーぞ、という凌一の意志を見ました。その凌一の周りに集まる面々は、何か足りない日常や何か落ち着かない心をストロボラッシュで埋めようとします。しかし、“頑張った人にはご褒美を”的にそれらが埋められるわけではなく、そこに待つのは、自身の分身とも言える「服」を切り刻む行為。そうすることでようやく彼らはリセットされ、元の日常に戻ったかのようです。同じ物、同じ事が前とは少し違って見える日常へ。ストロボのようにまぶしく映る日常へ。
彦馬さん 6点(2004-04-23 09:47:12)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 5.78点
000.00%
114.35%
200.00%
314.35%
428.70%
5730.43%
6730.43%
714.35%
814.35%
914.35%
1028.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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